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相続放棄を検討中の方へ!借金の調査により相続放棄が不要になったケース

2024.03.21

状況

大阪市鶴見区にお住まいの70代の相談者様から、次のようなご相談が寄せられました。 「亡くなった兄が遺した不動産について、市から固定資産税の納付責任者を確認するための問い合わせがありました。兄は生涯独身で子どももおらず、兄が残した不動産などの遺産を私が継ぐことには何の迷いもありません。ただ、もし見えない借金があった場合、生活をするのに精一杯な私がその返済をすることは非常に困難です。そのような事態になれば、悲しいことですが相続放棄の選択も考えなければなりません。」 相続放棄をすることになれば、借金だけでなく不動産などの資産も手放さざるを得なくなります。できる限り相続放棄をしなくても済むよう、ARIAグループでは次のような提案を行いました。

当事務所からの提案&お手伝い

ARIAグループでは相談者様に対し、まず故人が生前に受け取ったであろう郵便物の中身を慎重に調査すること、さらには故人の親しい友人や知人から故人の財産状況に関する情報を収集することを提案しました。この情報収集の過程では、弊社から信用情報機関への照会も行いました。ここでは、故人が生前に抱えていた可能性のある借金の有無を詳細に調べ上げることが非常に重要となってきます。これらの情報を基に、相続するにあたってのリスクを慎重に評価し、相続者である相談者様が直面するであろう負担を事前に把握することが可能となります。 信用情報の調査に加え、故人の友人・知人の協力のもと、故人の財産状況に関する徹底的な調査が完了しました。幸いなことに、この調査の結果、故人には相談者様が心配されていたような大きな借金は存在しないことが推測されました。この確認を得たことで、相談者様は大きな安堵の気持ちと共に、遺産相続の手続きを前向きに進める決意を新たにされました。

結果

相談者様の懸念がなくなった結果、不動産の名義変更を含む一連の相続手続きをスムーズに完了することができました。 この事例では、ARIAグループの専門的なサポートによって、相談者様が抱えていた不安を払拭し、心理的な負担を軽減することができました。相続はただでさえ心情的にも複雑な問題ですが、財産や借金といった金銭的な側面も加わると、その複雑さはさらに増してしまいます。しかし、適切な手続きの実施と堅実な情報収集によって、これらの問題を解決することは可能です。相続人が安心して故人の遺産を引き継ぐことができるよう適切に導くことが私たちの役割です。故人の借金があるかもしれないと相続放棄をお考えの方は相続放棄をする前に是非一度無料相談にお越しください。もしかしたらその相続放棄はしなくても済むかもしれません。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

この記事の執筆者
司法書士法人ARIAグループ 代表 川端祐也
保有資格司法書士・行政書士
専門分野相続
経歴1995年 和歌山県海草郡紀美野町で生まれる
2013年 関西大学法学部に入学
2017年 卒業と同時に司法書士試験の勉強開始
2019年 令和元年度司法書士試験に合格
2020年 大手司法書士法人に勤務
2021年 ARIA司法書士事務所を開業
2023年 司法書士法人ARIAグループを設立
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