【相続分の譲渡】相続人の一部から相続分を買い取り、スムーズに遺産分割協議が成立したケース
- 2023.08.10
状況
堺市南区にお住いの70代男性からの相談でした。相談者の父が亡くなり、その遺産の分割についての協議が進められていました。しかしながら、相続人が10名を超える数となり、その中には高齢者や遠方に住む者も含まれていました。このような事情から、遺産の分割協議にはかなりの時間が必要と予想されました。相談者は、父の遺産を受け継ぐつもりはないと考えていました。
当事務所からの提案&お手伝い
まず、他の相続人たちそれぞれからの意見を収集しました。その上で、相続分を他の相続人に買い取ってもらう(相続分の譲渡)という提案を行いました。この提案に、他の相続人から了承を得られたため、私たちは相続分譲渡契約書の作成に取り組み、相談者と他の相続人にお送りしました。
結果
無事に相続分譲渡契約が締結され、譲渡代金は相談者に支払われました。それに伴い、相続分を譲渡した相談者は遺産分割協議に参加せずに済みました。その後の遺産分割協議も当事務所のサポートによりスムーズに進行し、遺産の相続手続きを終えることができました。当事務所では、相続分譲渡の提案も行っておりますので、どんな問題でもお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
司法書士法人ARIAグループ
代表
川端祐也
保有資格司法書士・行政書士
専門分野相続
経歴1995年 和歌山県海草郡紀美野町で生まれる
2013年 関西大学法学部に入学
2017年 卒業と同時に司法書士試験の勉強開始
2019年 令和元年度司法書士試験に合格
2020年 大手司法書士法人に勤務
2021年 ARIA司法書士事務所を開業
2023年 司法書士法人ARIAグループを設立
2013年 関西大学法学部に入学
2017年 卒業と同時に司法書士試験の勉強開始
2019年 令和元年度司法書士試験に合格
2020年 大手司法書士法人に勤務
2021年 ARIA司法書士事務所を開業
2023年 司法書士法人ARIAグループを設立